本日、前矯正担当の福山先生の医院に行ってきました。
綱島まで、大きな乗換えがなく便利になり、驚きました。

綱島の商店街は、昭和を感じさせるいい雰囲気で、
なんと温泉までありました。
昭和の感じとは、再開発が入っていない、細い路地が縦横無尽に
走っている感じなのでしょう、私の中では。
福山先生にお会いするのは8か月ぶりぐらいでしょうか。
毎日の診療をエンジョイ(JOY)している感じが
表情からにじみ出ていました。
スタッフの方も
細やかな配慮ができる方達で
素晴らしいメンバーだと思いました。
福山先生からは
顎関節についてレクチャーを受けました。
いつも新しい知識は先生からヒントをいただくことが多いです。
診療後は、
食事会に招待いただきましたが
ここでもまた
楽しいひとときを過ごしました。
良く笑いました。

最後に、
福山先生が、以前「顎関節や咬み合わせに興味を持ったのは、本当にここの位置に歯を並べてしまっていいのだろうか?と不安に思ったのがきっかけだ」と話していたことを思い出したので、
開業して臨床経験が豊富な今でもそう思っていますか?
と、尋ねてみました。
返答は
「現在でもそう思っています」
でした。
少し安心しました。
私も多くのこと、このように判断していいのか、
と不安に思うことがあります。
福山先生のような
経験豊富な先生でも、そう思うことがあるなんて。
(私の3つ上ですが)
けれども、ここで昔ビートたけしが話していたことを思い出しました。
「本番前に緊張しない芸人は成功しない」
あ、緊張していいんだ、
不安に感じてもいいんだ。
と、楽になりました。
私も日常の診療の中でいつも
緊張したり、不安に思ったりしています。
本当にこの方針でいいのか、と。
矯正診療は、あともどりできない治療です。
元にもどすことのできない治療です。
歯を抜いたりするケースは尚更です。
福山先生のように感じながら矯正診療にあたっている
矯正歯科医は少ないかもしれません。
私も、後戻りできない治療内容の時は
めちゃくちゃ緊張します。
でも、それはいけないことではない、と確信しました。
緊張すること、
不安に思い、何度でも考えることは
悪いことではないのですね。
最近は「ミス・パイロット」でも
そんなようなこと
言っていましたが。
最近見ていませんが。
良い一日でした。
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