今日は昼休みを返上してのミーティングでした。
第32回かな。
テーマは虫歯と判断し、削っていく基準についてです。
歯医者といえば、虫歯をぎゅーんと削るイメージですが、その虫歯を削る処置をしなくてはいけない!と判断するのは、実はものすごく難しいことなのです。
咬む面の、シワみたいなところの溝が茶色くなっているの、虫歯だと思って気になってしまいますよね。しかも、気のせいか痛いような気もしてくる…。
一番判断に困るケースです。明らかな大きな穴があいている場合は結構楽に判断することができるのですが…。
実は私が大学を卒業したばかりの頃は、ほんのちょっと茶色ければ、じゃんじゃん削っていました。なんのためらいもたなく…です。院長やコーディネーターが「虫歯」といったら虫歯なのです。
今考えたら、削らなくてもいいものもかなり沢山あったと思いますが。
そんなこともあり、開業して自分でやるようになってからは虫歯を削ることに関してはかなり慎重になっています。
ただし、中村歯科医院として、統一した基準を作らなければいけませんので、今回のミーティングである程度マニュアルを考えました。
カメラと虫歯の深さ測定機を使いながら、わかりやすく説明していきたいと思います。
レントゲンの設定の練習もしました。
一つまた賢くなりました
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