という訴えで来院する患者さんが結構いらっしゃいます。
いわゆる「顎関節症」の症状ですが、みなさんどの診療科に受診すればよいのかわからずに
迷っているようですね。
もちろん「口腔外科」を診療しているところが良いと思いますが、
最近は顎関節症に関しては外科ではなく、
○顎関節の構造、機能、解剖などを熟知している
○熟知したうえで、その内容を患者さんに上手に説明できる
○説明したうえに納得させる話術を 持ち合わせている
○患者さんの生活習慣や癖など、上手に聞き出せたうえに、上手にアドバイスできる
○セルフストレッチを指導できる
このような能力を持ち合わせた医院に受診すべきでしょう。
実は、これができても、あまりおか○にはならないので、顎関節症に取り組む歯科医院は
少ないのが現実です。
けれども顎関節症は、すべての治療の礎になると私は思います。
開業してからの勉強でしたが、すべての治療につながっていると、今、実感しています。
大学病院に在籍していたころ、
指導医の先生の治療をみながら「何をやっているのかな?」
と、疑問に思っていたことが、今になって良くわかるようになりました。
ただし、現在の考え方とは大分かけ離れていますが。
今では、「顎が痛い」「口があかない」という患者さん、大歓迎です。
興味が持てるように、おもしろおかしく説明いたしますよ。
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